MQAで聴けるベートーヴェン 交響曲全集(その1)
今年(2020年)は、ベートーヴェン生誕250周年ということで、
各レコード会社から、ベートーヴェンの録音がけっこう数リリースされているし、
これからもかなりリリースされるであろう。
「MQAで聴けるベートーヴェン 交響曲全集」は、
いつか書けるかな……ぐらいには思っていた。
e-onkyoでは、
バーンスタイン/ウィーンフィルハーモニー、
カラヤン/ベルリンフィルハーモニー(二種)、
ネルソンズ/ウィーンフィルハーモニー、
クリップス/ロンドン交響楽団、
このくらいしかなかった。
なにもMQAにこだわらなければ、
flac、DSDであれば、もっと多くリリースされている。
3月下旬ごろから、クリュイタンス/ベルリンフィルハーモニーのベートーヴェンが、
ぽつぽつリリースされ始めた。
3月中にすべて(九枚)出た。
すべてを買うつもりはなかったけれど、いくつかは買おうと考えていた。
それで今日(4月3日)、日付が変ったばかりの0時すぎにe-onkyoにアクセスしてみると、
クリュイタンス/ベルリンフィルハーモニーによるベートーヴェンがまとめてリリースされていた。
単売されていたのが、すべてまとまって、かなりのお買い得な価格である。
もちろん即購入した。
いまはどうなのか知らないが、
私がクラシックに興味を持ち始めたころ、
クリュイタンスのベートーヴェンの交響曲は、
ベルリンフィルハーモニーによる初の全集録音であることはよく知られていた。
カラヤンではなく、クリュイタンスをベルリンフィルハーモニーが、
初の全集録音に選んだ理由は知らない。
いまは、この事実はどのくらい知られているのだろうか。