マーラーの第九(Heart of Darkness・その12)
今日(1月1日)のaudio wednesdayでは、
バーンスタイン/ベルリンフィルハーモニーによるマーラーの第九を鳴らす。
新年早々、マーラーの第九なのか、という気持はない。
聴きたいから鳴らす。
自宅では、求める音量では鳴らし難いこともある。
しかもバーンスタインの、このライヴ録音のマーラーは、MQA-CDがある。
これまでSACDではかけてきた。
今日、初めてaudio wednesdayで、MQAでバーンスタインの、このマーラーをかける。
SACDとMQA-CD、どちらがいいのか、ということにはさほど興味がない。
それぞれの環境で選択すればいいことである。
それにマーラーの聴き方だって、人によってずいぶん違うことを、
これまで感じてきているから、選択肢が一つ、
といっても、私にとってそうとう魅力的な選択肢が増えた、とはいえる。
私は、ドイツ・グラモフォンでのバーンスタインのマーラーの再録音を、
CBSでの最初の録音よりも、ずっと高く評価している。
よくぞ残してくれた、とさえ思っている。
それでも1980年代の録音ゆえに、これから先もフォーマット的にはそのままである。
ベルリンフィルハーモニーとのライヴ録音は、
いまになってみると幸にもアナログ録音だ、といえる。
だからこそSACDにもなり、MQA-CDにもなっている。