Date: 8月 24th, 2019
Cate: 冗長性
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冗長と情調(余談・「マッチ工場の少女」)

この項の続きを書こうとして思い出しているのが、
1991年に公開された映画「マッチ工場の少女」である。

渋谷のパルコ内の劇場での公開だった。
この映画の監督、アキ・カウリスマキのことは、この映画の公開とともに知った。

何も知らずに観た映画だった。
なぜ、観ようと思ったのか、それすら忘れてしまったが、
「マッチ工場の少女」の衝撃は大きかった。

映画マニアと呼ばれるほどには数を観ていないが、
それでも少なくない映画は観ているほうだろう。

これまで観てきた映画で、こういう映画が観たかった、と思ったのは、
「マッチ工場の少女」が初めてだったし、
「マッチ工場の少女」以上にそう思えた映画は、いまのところ出会えていない。

約70分ほどの、少し短い上映時間である。
「マッチ工場の少女」を観れば、
ここで取り上げた理由がわかってもらえる、と思っている。

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