メリディアン 218を聴いた(その5)
メリディアンの218につけた脚は、
別項「聴感上のS/N比と聴感上のfレンジ(アンプの脚)」で、
マッキントッシュのMA7900、MCD350につけたモノと基本的に同じである。
違うのは大きさだけで、もっとも大きく重量のあるMA7900には大きめのモノを、
MCD350にはそのしたのサイズ、218にはさらにしたのサイズにした。
この脚を、最初はゴム脚を貼り付ける位置に取り付けた。
問題なく取り外しができるように、それ用の両面テープを使った。
ここでの変化も小さからぬものだった。
218の重量は先に書いたように500gである。
この軽さからわかるようにシャーシーに、厚い金属板を使っているわけではない。
とはいえサイズも小さいゆえ、シャーシーの強度が不足している感じはない。
でもオーディオマニアの性(さが)として、
天板の上に重しを置いてみたくなる。
喫茶茶会記には、タオック製の金属の円柱状のモノがある。
218よりも手にとると重い。
とりあえず、これを218の上に、布を介して置く。
こんなふうに約二時間、218で音を聴いていた。
21時ごろに、別項「Hallelujah」で紹介したジェフ・バックリィによる“Hallelujah”をかける。
いい感じで鳴っていた。
最後まで聴き終って、
「今日は、これ(ジェフ・バックリィによる“Hallelujah”)で終りにしてもいい感じですね」
という声があった。
私も同感だった。
締めの一曲がうまく鳴ってくれれば、気持ちよく終れる。
ジェフ・バックリィによる“Hallelujah”は、そのくらいうまく鳴ってくれた。