老いとオーディオ(齢を実感するとき・その10)
今日(1月29日)、ひとつ歳をとった。
56になった。
55も一の位を四捨五入すれば60になる。
それでも55と56の違いは、60という年齢をどれだけ意識するかということでは、
なってみてけっこうな違いのように感じている。
もう60がそこまで来ているようにも感じるし、
まだまだあるような気もしないわけではないが……。
14年前のことを思い出していることも関係しているのかもしれない。
川崎先生が菅野先生にたずねられたことが、よみがえってくる。
「50代をどう生きるべきですか」
そう川崎先生はきかれていた。
川崎先生(1949年生れ)と私(1963年)は14違う。
ちょうど、そのときの川崎先生と同じ年齢になっている。
厳密には川崎先生は2月生れなので、一ヵ月のズレはある。
「50代をどう生きるべきか」
14年前は、まだまだ先のことと思っていたことに、直面している。