大口径フルレンジユニットの音(その12)
(その11)で終りにするつもりでいたが、
友人のOさん(私より10くらい若い)が、この項を読んでくれて、
30cm口径のダブルコーンのフルレンジに興味を持った、という連絡があった。
しかも今日これから秋葉原に行き、購入してくる、とのこと。
audio wednesdayに来てくれたブラジル音楽好きのHさんも、
メールで、7月の会はおもしろかった、と伝えてくれた。
Kさんは、いつも鳴らしているアルテックよりも、ずっと好ましい、
これからも、これ(AXIOM 402)で行きましょう、といっていた。
AXIOM 402を聴いて、何か感じるものは人それぞれあったはずだ。
AXIOM 402の背面にある周波数特性の範囲。
40Hzから11,000Hz。
40×11000=44,000である。
ほぼ40万の法則にあう。
AXIOM 401は30Hzから12,000Hzで、こちらは36万。
どちらも40万に近い値になる。
数値での周波数特性は、表記の仕方によって違ってくるから、
ユニットの背面の数値をそのまま鵜呑みにしているわけではないが、
それでも、と思うところはある。
小口径のフルレンジであれば、高域にはのびていくが、
低域方向は逆に苦しくなる。
シングルボイスコイルのフルレンジユニットで、
40万の法則的といえるのは、30cm口径のダブルコーンかもしれない。
REPLY))
AXIOM 402で聴いた音・歌・演奏の印象を、自宅に持ち帰って、新しいスピーカーを使っています。
豊かな滋味をもったAXIOM 402の音に、刺激を受けました。
その音を思い起こしながら、今夜も家で音を出そうかというところです。
また8月の会でお会いしましょう!