Date: 2月 13th, 2018
Cate: 使いこなし
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喫茶茶会記のスピーカーのこと(その9)

2017年後半から、毎月第一水曜日のaudio wednesdayでは、
トゥイーターをJBLの075にしている。

075の設計はそうとうに古い。
曲によっては、そのことを如実に感じるし、
別の曲では、まったくそのことを感じさせずに、いい感じで鳴ってくれる、と感じることもある。
(もっともレベルもきちんと揃えていない状態での感想なのだが)

もっともそういうところが古い設計といえば、そうである。
075は、以前書いているように預かりモノだ。

たまたまやって来た075なのだが、
それ以前は、グッドマンのDLM2であり、
正直、このトゥイーターの鳴り方がどうにも不満だった。

別のトゥイーターに替えてみたい、と思っていた。
ちょうどそんなときにAUDAXのトゥイーターの存在を知った。

出力音圧レベルは、アルテックのシステムに組み合わせるに少々低いけれど、
音は試してみなければわからないから、一度やってみたい、と考えていた。
そんなときに075がやって来たから、購入することも試すこともしなかった。

けれど別項で書いている「オーディオの楽しみ方(つくる)」に、
AUDAXのトゥイーターを、SICAのフルレンジの上に足した音を聴いた。

これは実際に試してみるのもおもしろい、という手応えを感じてもいた。
やや変則的な3ウェイにはなるが、
まったくダメな結果になるとは思えない。

少なくとも、いくつかのポイントを調整していけば、
これはこれで075とはひと味も二味も違った印象の音にまとめることはできるはず。

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