Date: 1月 8th, 2018
Cate: 楽しみ方
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オーディオの楽しみ方(つくる・その13)

SICAのユニットは、最初は13cmで行こう、ということになった。
けれど残念なことに品切れだった。
また入荷する、ということだったが、早く音を聴ける、ということを優先して、
10cm口径のダブルコーンのユニットにした。

ユニット口径が決れば、エンクロージュアの番である。
一から設計して、というの最初から考えていなかった。
コイズミ無線の店頭に並んでいるエンクロージュアの中から選ぶ。

ペアで一万円ほどのバスレフ型にした。
SICAのユニットは、ペアで七千円ほど。
それから吸音材。特に凝ったものを選ばなかった。
グラスウールも選択しなかった。
粗毛フェルトにした。
スピーカー端子も、凝ったものにしなかった。

トータルで二万円ほど。
小口径フルレンジのシステムとしては、特に高くもなく安くもなく、といったところか。

内部配線材は、オヤイデで購入した。
これも特に高価なモノにしたわけではない。

特殊なモノ、高価なモノは何ひとつない。
二万円ほどの予算があれば、今回の自作スピーカーと同じ部品は簡単に入手できる。

組立てといっても、難しい作業はない。
ハンダ付けとネジを回すこと、吸音材を切ることぐらいだ。
特殊な工具、電動工具は使っていない。ネジも手回しだ。

今回は音を早く聴きたい、ということで塗装もしなかった。
秋葉原までそんなに遠くないところに住んでいて、
電車で持ち帰るのが苦でない人ならば、
購入から組立てまで四〜五時間程度で音が出せるところまでいける。

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