続・無題(その9)
五味先生と瀬川先生は、本質的に近い、と私は感じている。
それでもカラヤンに対する評価は、違ってくる。
人は一人ひとり違っているのだから、違うのが自然なことだと頭でわかっていても、
このことに関しては、昔から、そしていまもひっかかっている。
黒田先生と瀬川先生は、
ふたりとも、ある時期JBLの4343を鳴らされていて、
カラヤンの評価も高かった。
このことについて考えていくと、
「カラヤンと4343と日本人」というタイトルで、
いつか書きたい、と思っている。
まだ、いまは書けそうな気がしない。