中秋の名月
川崎先生の9月30日のブログ「間も無くだろうか、中秋の名月を看るだろう」、
そういえばと思い出したのは、フランコ・セルブリンのことだった。
CDジャーナル別冊「オーディオ名機読本」(1996年発行)に、それは載っていた。
傅信幸氏が書かれている。
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この時の訪問ではもうひとつのエピソードがある。ソナスファベール製品にはスピーカーだけではなく、日本には当時も今も輸入されてはいないが、アンプがある。インテグレーテッドアンプ(プリメインアンプ)とセパレートアンプとがある。そのボディはイタリアンウォルナットとアルミニュームとのコンビネーションで、これまたとても美しく仕上げられていた。そうしたアンプの試作機を見せてもらって時だ。完成するのはいつだと問うと、答えは3ヵ月先という言い方ではなく、「そうだね、あと、満月が3回来る頃かなあ」と言うのである。太陽暦と太陰暦との違いといえばそれまでだが、この「満月が3回」には、わたしにはカルチャーショックだった。
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明日(10月4日)は中秋の名月。
audio wednesdayの日でもある。