Date: 1月 16th, 2017
Cate: 使いこなし
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セッティングとチューニングの境界(その8)

オーディオに興味を持ち始めたばかりの人が、
トーンコントロールやグラフィックイコライザーを調整しようとする際
おそるおそるツマミをいじるのではなく、
大胆にいじったほうがいい、とは昔からいわれている。

トーンコントロールならば、ツマミを右に左にまわしきる。
トーンコントロールはBASS(低音)とTREBLE(高音)、ふたつのツマミがある。
同時にふたつのツマミをいじるのではなく、どちらかをいじる。

BASSだとして、まず右にまわす(左でもかまわない)。
徐々にではなく、右にまわしきる。
つまりいっぱいまで上げた音を聴く。
そして反対方向にまわしきる。下げきった音を聴く。

両端に振り切った音を確認する。
そして中点にあたる音(トーンコントロールの0ポジション)を聴く。
この後で変化量を少なくしていく。

自作スピーカーで、中高域がホーン型であれば、
その位置決めはおろそかにできない。
前後に移動したり、左右に移動したりする。

前後に移動する場合も、左右に移動する場合も、
基本はトーンコントロールと同じである。

いちばん前にもってきた音を聴く、
それからいちばん後にした音を聴く、
それから中間の音を音を聴く。

つまり振り子を思いきり左右に振ってみることで見えてくる「点」がある。

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