Date: 12月 19th, 2016
Cate: アナログディスク再生
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自走式プレーヤーの領域(その3)

サウンドワゴン(レコードランナー)にしても、
類似のモデルにしても、そのままではオモチャに属する。

類似の方はブルートゥースで信号を送ることが可能で、
外部スピーカーを鳴らせるというものの、本格的なオーディオシステムを組むモノではない。

サウンドワゴンそのものをオーディオマニア的視点で捉えたいわけではなく、
自走式プレーヤーをオーディオマニアとして捉えてみたい。

アナログディスク関連の自走式といえば、レコードクリーナーもあった。
オーレックスのDC30(4,500円)、
Lo-DのAD093(4,500円)、AD095(8,900円)、
マクセルのAE320(4,500円)、AE341(5,600円)などが、1980年代前半にあった。

同じ自走式といっても、サウンドワゴンの自走と、
レコードクリーナーの自走とは違う。
リンクしているAE320の広告を見ればわかるように、
自走式レコードクリーナーはアナログプレーヤーを必要とする。

正確に言えばセンタースピンドルを必要とする。
サウンドワゴンも類似のモノも、センタースピンドルは必要としない。
だからサウンドワゴンはどんな場所でも、アナログディスクを再生できる。

私が考えているのはセンタースピンドルを必要とする自走式プレーヤーである。
つまり形状としては、サウンドワゴンではなく、AE320に近いモノとなる。
あくまでもアナログディスクを置く台(センタースピンドルも含んで)とのセットでの考えである。

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