Date: 10月 29th, 2016
Cate: 新製品
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新製品(Nutube・その9)

コルグのNutubeを使った製作記事が、いま書店に並んでいる無線と実験と管球王国に載っている。
近いうちにラジオ技術にも載るだろうし、
来年になれば、いくつかの製作記事が載っていくはずだ。

いまのところ二本の製作記事を読んだが、
私がもっとも知りたいことはどちらにもなかった。

音のことではない。
音に関係してくることではあるが、ウォームアップによる音の変化についてである。

真空管アンプはヒーター(フィラメント)が十分に暖まるまで、
音は出るには出ても、満足な音ではない。
その点、トランジスターアンプの方が、すぐに音は出る。

けれどアンプにはウォームアップの問題がある。
1970年代半ばごろから、アンプにもウォームアップが必要だといわれるようになった。
それも電源を入れておくだけではな不十分で、
音楽信号を入れてのウォームアップが必要であり、
そのアンプ本来の音が出るようになるには、
アンプによっては数時間かかるモノもめずらしくなかった。

一時間ほどで一応のウォームアップが終るアンプもあるけれど、
三、四時間ほどかかるアンプもある。
三時間といえば、仕事を終え帰宅して、夕食をとり入浴して聴きはじめても、
そのアンプ本来の音が出るころには日付が変っていることだってあるわけだ。

その点、真空管アンプのウォームアップはそれほど時間をとらない。
真空管アンプの中にもウォームアップの遅いモノはあるだろう。
でも、きちんとつくられている真空管アンプならば短い。

でも、これは従来の真空管を使ったアンプの話であって、
蛍光表示管の技術を採用したNutubeはその点、どうなのだろうか、
と非常に興味がある。

ウォームアップに関しては、従来の真空管と同じなのか、
それとも意外に時間を必要とするのか。
いまのところ、どちらの製作記事には、そのことは触れられてなかった。

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