2016年ショウ雑感(コメントを読んで・その3)
コメントをくださったインコ様から、今朝またコメントがあった。
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たとえばハイレゾやPCオーディオの問題点を指摘できずに一方的にCDを貶めるような人がいますけど、これなどはメディアリテラシーがない、自分で物を判断できずに流れに乗らされているような事例であり、ゼネラルオーディオ的なポジションでピュアオーディオに土足で入りこむ弊害でしょう。
あなたも雑誌社の人だからこういうマーケティングの問題点には踏み込むことはできないでしょうけど。今でも広告主様には筆が鈍る印象がありますね。
掲示板などを見ればこの手の事例がたくさん見られます。
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このコメントを読んで、audio sharingを公開してしばらくして届いたメールのことを思い出していた。
audio sharingを公開したのは2000年8月。
一年くらいして、ある方からメールがあった。
そこには、なせ高城重躬氏の書かれたものを公開しないのか、とやや強い口調で書いてあった。
audio sharingで公開している文章は、私自身が強く影響を受けたものだ、と返事した。
その返事に対して、前回よりもさらに強く、
はっきりいえば怒りのメールといえるものが届いた。
こう書いてあった。
オーディオ協会から金をもらってサイトをつくっているんだろう。
だったらオーディオ界に貢献した高城重躬氏の文章も、即公開しろ、と。
なぜ、この人が、私がオーディオ協会から委託され(報酬をもらって)、
audio sharingをつくっていると思われたのか、理由はまったくわからない。
ものすごい独りよがりな思いこみとしかいいようがない。
audio sharingは私の個人サイトであり、どこからもお金をもらっているわけではない。
必要だと思ったからつくり公開しているだけである。
その人は会社からメールを出されていた。
メールアドレスを見ると、一部上場企業だということがわかる。
誰もが知っている大企業である。
それにしてもなぜ、そんな思いこみをされたのだろうか。
audio sharingは個人サイトである、と説明したメールを送ったが、それっきりだった。