Date: 8月 9th, 2016
Cate: ワイドレンジ
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JBL 2405の力量(その1)

8月3日に行った「新月に聴くマーラー(Heart of Darkness)」では、
トゥイーターとしてJBLの2405をつけ加えた。

アルテックの416-8CとJBLの2441+2397の2ウェイは6dBスロープの直列型ネットワークを構成。
あくまでもこの2ウェイに、2405をスーパートゥイーターとして、最初から使う考えだった。
ようするに2441の高域をカットすることなくそのまま出している。
そこに2405をコンデンサーのみで低域をカットして、
このアルテックとJBLの混成2ウェイに並列に接続する、というもの。

これでうまくいかないときには直列型ネットワークによる3ウェイにすることも考えていたが、
すんなりこれでうまくいった。
時間があれば、じっくり両者を比較して、ということもできるが、
時間に制約があるため今回は直列型ネットワークの3ウェイは試していない。

2405には、0.47μFと0.22μFのコンデンサーを並列に接続して使用した。
容量は0.69μFとなる。今回の2405のインピーダンスは16Ωだから、計算してみてほしい。
2405のカットオフ周波数は、一般的な使われ方の二倍ほど高い周波数にしている。

このカットオフ周波数がベストとはいわない。
これも時間があればこまかくコンデンサーの容量を変えていって、ということをやりたかったが、
そんな時間はとれなかったので、直感で決めただけの値でしかない。

しかも今回もコントロールアンプにマークレビンソンのLNP2を使い、
トーンコントロールを活用したうえでの、聴感上のバランスでうまくいった、
というか問題が生じなかった、ということである。

なので今回の使い方をそのままやられてもうまくいくかどうかはなんともいえないが、
こういう接続方法もあることだけは知ってほしい。

1 Comment

  1. ryohryoh  
    10月 6th, 2023
    REPLY))

  2. 7年も経ってからコメントを失礼いたします。
    2405の接続あるいは、この時点のシステムは下記のごとくなっている、で合ってますでしょうか。

    0.47//0.22
    +—-||—-[2405]
    |
    +—-||—-[2441]
    |
    amp–+—***—[416-8c]

    wooferはJBLですが、2441&2405(ディバイダ3110&3105)を持っています。
    3110&3105はもう部品がお年寄り過ぎで少しずつ変更しているのですが、これが出来るのなら面白いと思ったものです。(2441と416のレベル調整は何か入っているように思いますが)
    前後を拝見いたしましたがあまりに大量で見切れません。申し訳ございません。
    お教えいただければ幸いです。
    (それにしてもマルチアンプのほうが簡単だった)

    1F

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