Date: 4月 22nd, 2016
Cate: マッスルオーディオ
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muscle audio Boot Camp(その7)

バイワイヤリング対応のスピーカーシステムを一組のスピーカーケーブルで鳴らす場合、
どう結線するか。

下側のスピーカー端子(ウーファー用)にケーブルを接ぎ、
上の帯域の端子へはジャンパー線を介すか、
スピーカーケーブルの末端を通常よりも長く剥き、
ジャンパー線の代りも果すようにすることもできる。

これとは反対にスピーカーケーブルを上の帯域側の端子に接ぎ、
ウーファーへはジャンパーという方法がある。

おおまかにはこのふたつだが、
変則的なやり方として、
スピーカーケーブルのプラス側を上の帯域に、
マイナス側をウーファー側に(もしくはその反対)という接続もある。

音を聴いた上で、どの方法がいいのかは判断するわけだが、
その音を出すにはまず接続しなければならない。

上の四つのどれかの方法でスピーカーケーブルを接がないことには、
肝心の音がスピーカーから鳴ってこないのだから。

ここでどれで接ぐのか。
すこし大げさにいえば、その人の音の聴き方の一面がうかがえる。
トゥイーター側(上の帯域側)に接ぐ人もいれば、
片方をトゥイーター、もう片方をウーファーという、
私にいわせればどっちつかずのやり方の人もいるし、
ためらうことなくウーファー側に接ぐ人もいる。

何を優先しての結線なのか。
同じことは、実は直列型のネットワークでも問われる。

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