Date: 1月 15th, 2011
Cate: ユニバーサルウーファー
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スーパーウーファーについて(その7)

このエネルギーの総体量の変化に関しては、
スーパーウーファー側のカットオフ周波数を変化させるときにも注意したいことがらだ。

エレクトロニッククロスオーバーネットワークを用意し、
スーパーウーファー側の高域のカットだけでなく、メインスピーカーの低域をもカットする場合よりも、
私が使っているサーロジックウーファーのように、メインスピーカーはまったくいじらず、という場合には、
スーパーウーファー側のカットオフ周波数を上げていくということは、ウーファー側のレベルをそのままであれば、
エネルギーの総体量はわずかとはいえ、増える方向にいく。
反対にカットオフ周波数を下げていくのであれば、エネルギーの総体量は、こちらもわずかとはいえ減る。

変化させているパラメーターはひとつ(この場合にはカットオフ周波数)なのにもかかわらず、
実際には他のパラメーターも、わずかとはいえ変化しているということ。

だからカットオフ周波数を変化させたら、その音を聴くだけでなく、
必ずウーファー側のレベルもほんのわずか調整した音も聴いてみることだ。

とにかく、いま何をいじっている(調整している)のか、
そのことによって、何が変化するのか。
その変化にともない、変化量は少ないながらもつられて変化するものがないかどうか、
つねにこのことを忘れないようにしたい。

そしてスーパーウーファーの調整で訊かれるのが、ディレイの調整に関して、だ。

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