どこに修理を依頼したらいいのか(リザイエのこと)
さきほどfacebookで得たばかりの情報である。
リザイエという会社がある。
新しい会社のようだ。
デンマークのスピーカーユニットメーカー、スキャンスピークの輸入元である。
そのリザイエをここで紹介しているのは、輸入業務だけではなく、
オーディオ機器の修理も行っているからだ。
《リザイエの匠たち》というページでは、
五人の写真とプロフィールがある。
シュリロ貿易、ハーマンインターナショナル、ヘビームーン、山水電気で、
長年仕事をやってこられたベテランの方々である。
山水電気、ハーマンインターナショナルの名前があることからわかるように、
JBLのスピーカーの修理をやってくれる。
それだけでなく、マークレビンソン、スレッショルド、カウンターポイントといったアンプの修理、
SME、ワディアの製品の修理も行ってくる。
もちろんすべての機種の修理ができるわけではない。
製造中止になってかなりの年月が経っているモノもあるし、
すでにメーカーがなくなっているところもいくつかある。
事前に連絡して確認する必要はあるだろうが、これは仕方ないことである。
まだ実績はないに等しい会社ではあるが、
期待できる会社であり、信頼できる会社だと私は思う。
高い技術でオーディオ機器を修理してくれる会社が、こうやって増えていくのはいいことだ。
いいかげんな修理しかできないのに、
完全オーバーホール、オリジナル通りの修理を謳うオーディオ店が少なくないからだ。
なぜ、そんな店がやっていけるのか。
だまされて買う人がいるからだ。
だまされていても、買った人がシアワセならば、第三者の私がとやかくいうことではない。
だが、一人だまされる。だまされた人は、その店を信じきっている。
そうなると、だまされた人を信じている人が、その店にだまされることだってある。
そうやってあくどい商売、いいかげんな商売が成り立ってしまう。
成り立たせてしまう、ともいえる。