audio sharing例会(今後の予定)
2016年1月のaudio sharing例会ではアンプの試聴会を行う。
この試聴会とは別に、モノーラルCDを聴く会、というものも予定している。
私のところにはJBLのホーン2397がある。
コンプレッションドライバー2441もある。
スロートアダプターの2329もある。
2329は、コンプレッションドライバー二発を一本のホーンに取りつけるためのアダプターである。
2441が四発あればステレオで、ということもできるのだが、二本しかないから、
2397に2441をダブルで取りつけられるのは一本だけ、つまりモノーラルになってしまう。
喫茶茶会記のウーファーはアルテックの416-8C、15インチのコーン型である。
上の帯域がダブルなら、とうぜん下の帯域もダブルである。
左右ふたつのエンクロージュアを近接配置して、そのうえに2397+2441×2をのせる。
アルテックとJBLの混合部隊になってしまうが、
ウーファーもドライバーもダブルというシステムを構成できる。
これをネットワークで鳴らすのもいいければ、せっかくだからマルチアンプ(バイアンプ)で鳴らす。
喫茶茶会記のアンプはマッキントッシュの管球式プリメインアンプMC2275。
このMC2275の左右チャンネルを低域と高域にふりわける。
具体的にはCDプレーヤーとMC2275のあいだに、
コンデンサーと抵抗によるパッシヴのハイカットフィルターとローカットフィルターを挿入する。
ハイカットフィルターをMC2275の左チャンネルに、ローカットフィルターを右チャンネルに接続すれば、
左チャンネルは低域用、右チャンネルは高域用アンプとなり、
モノーラルCDしか聴けないが、プリメインアンプ一台でバイアンプが実現できる。
低域・高域のレベルコントロールはバランスコントロールで行える。
やや特殊なシステム構成となるが、おもしろいサウンドが期待できそうな予感もある。
モノーラルCDしか聴けない特殊な試聴会になるが、来年ぜひやってみたいと考えている。
ただ2397と2441(二発)、2329を私の部屋から運ぶ手段をどうするかが、
ちょっと面倒に感じているけれど……。