Date: 11月 23rd, 2014
Cate: コントロールアンプ像
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私がコントロールアンプに求めるもの(その17)

コントロールアンプの入力端子のどれを使うかで音は変る。
以前のアンプ、フロントパネルの裏にロータリースイッチがあり、
リアパネルの入力端子からロータリースイッチまで配線を引き延している作りでは、
入力端子による違い、各入力間のクロストークは増える傾向にある。

ロータリースイッチではなくリレーを多用して、
入力端子からごく短い配線でメイン基板に接続し、そこでリレーによって切り替えを行うようにすれば、
各入力間のクロストークは大きく減少するし、入力端子による音の違いも減ってくる。

ゼロに近づけることができるけれど、決してゼロになることはない。
ならばいっそのこと入力端子を最少限にする。
つまりライン入力一系統にする。
そうすれば入力セレクターも省けるし、各入力間のクロストークも問題もなくなる。

そういうコントロールアンプはあったし、パッシヴフェーダーにもそういうものがある。
音質劣化の要素をなくすために、とか、音質最優先の設計を、そういう機種は謳う。

だがこの手の手法は、いかにもアマチュア的だ。
アマチュアが作るものであれば、これもありだが、
少なくとも製品化して一般市販するモノであれば、それはプロフェッショナルのつくるモノであってほしい。
もっといえば、プロフェッショナルのつくるモノでなければらない。

アマチュアでも思いつくことをプロフェッショナルと呼ばれている人がやる。
恥ずかしくないのか、と思う。

低価格でいい音という製品ならば、そういうアプローチもある。
そこまで否定する気はないが、非常に高価なコントロールアンプやパッシヴフェーダーでも、
そういう製品には、プロフェッショナルの矜恃はない。

以前、そういう製品に憧れ、そういうことをあれこれ夢想していたから、なおさらそうおもう。

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