Date: 11月 1st, 2010
Cate: 音楽性
Tags:

AAとGGに通底するもの(その12)

演奏者は作曲者の息吹をつたえる。
作曲者は……というと、ベートーヴェンにおいては神の息吹だろう。

ベートーヴェンは神の息吹をつたえてくれる。
神の息吹は、ときとして神の鼓動にもなり、「聲」にもなる……。

私はまだそう思うだけだが、
五味先生はベートーヴェンに神の息吹を感じておられたのだろう。
だからカラヤン(モノーラル時代の演奏をのぞいて)を、あれだけ否定された、そんな気がしてならない。

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