Date: 10月 21st, 2010
Cate: High Fidelity
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ハイ・フィデリティ再考(その29)

ハイ・フィデリティ再生──、英語で表記するとどうなるか。
ハイ・フィデリティはそのまま High Fidelity、再生は play back だったりreplay。

High Fidelity ということばが生れたのはモノーラル時代で、ただしくは High Fidelity Reproduction と表記する。
このとき対することばとして、Good Reproduction もつくられている。
どちらにも reproduction が使われている。

reduction の意味は、複製、模造、再生、再現、再生産があり、
re(リ) をはずせば、production(プロダクション)だ。

別項の「音を表現するということ」で書いてるが、
リモデリング、リレンダリングと同じように、リプロダクションにも、「リ(Re )」が頭についている。

ハイ・フィデリティ・リプロダクションとグッド・リプロダクション。

ふたつのことばが生れたときと現在とでは、その関係に変化が生じているところもあると感じているし、
モノーラルからステレオへの変化にともなって High Fidelity Reproduction も変化している。
その変化に対しての受けとめ方、とらえ方の相異が、五味先生と高城重躬氏の相異であり、
のちの訣別へと関係していくように、思えてならない。

そして、高城氏にとってのハイ・フィデリティ再生は、High Fidelity Play backであり、
五味先生にとっては、High Fidelity Reproduction だったように思えてならない。

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