Date: 9月 16th, 2014
Cate: デザイン
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オーディオのデザイン、オーディオとデザイン(真空管アンプのレイアウト・その12)

ステレオサウンド、無線と実験、ラジオ技術を読みながら、初歩のラジオも講読していた時期がある。
初歩のラジオも、そのころはDCアンプの製作記事も載っていたし、真空管アンプの記事もあった。
そして初歩のラジオには、実体配線図が三つ折りで毎号ついていた。

この実体配線図は,いわば塗り絵であった。
読んでいたのは中学二年の時。
真空管アンプを製作しようにも、そんな予算(小遣い)はない。
作る予定などまったくないアンプの実体配線図のワイアリングを、色鉛筆で一本一本塗りわけていた。

お金がないから、こんなことをやっていた。
でも、そのおかげというか、伊藤先生のアンプに出合ってから、
今度は伊藤アンプの実体配線図を自分で描いた。

無線と実験の古い記事は写真が不鮮明でしかも小さすぎるから無理だったが、
サウンドボーイではカラー写真が載っていたし、
無線と実験もあとになってから、写真も鮮明になり、サイズも大きくなった。
実体配線図が描きやすくなった。

写真ではっきりと確認できなくとも、
真空管アンプは回路図と真空管の規格表があれば、どのフックアップワイアーがどこに接続されているのかは、
容易に判断できるし、回路図も必然的に頭にはいってくる。

掲載されているアンプの内部写真とまったく同じに絵によるワイアーをはわせていく。
描き終ったら、中学二年の時のように色鉛筆で塗っていく。

お金はほとんど必要としない。
やろうと思えば、ほとんどの人にできることだ。
これをやっていた。

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