オーディオと「ネットワーク」(テクニクスの場合)
9月3日に、テクニクス・ブランドの復活が正式に発表され、新製品も登場した。
その時から、毎日のようにテクニクスの新製品に対する書き込みを目にする。
その大半がfacebookで、なのだが、他のところを検索しては見てみた。
発表された写真を見た時から、
こんな意見が出るだろうな、というのが多い。
私が目にしたものの大半は、否定的なことばかりである。
これは私のfacebookでのつながりゆえなのかもしれないが、
それにしても……、と少々思う。
あれこれいいたくなる気持は私にだってある。
否定的なことを書き始めれば、どれだけでも書ける。
それでも、いまのところは書かないでいる。
まだ実物を目にしていないし、音を聴いていないからだ。
こう書くと、写真をみればおおよその見当はつくよ、と返ってきそうだ。
それでも、音を聴いていないのだから、と私は思っている。
松下電器産業の創業者の松下幸之助氏が、かつて言っていた、らしい。
「会議で七割が賛成する意見はもう古い。七割の人に反対されるくらいの意見がちょうどよい」と。
会議とインターネットでの意見の交換を完全に同一視できないのはわかっていても、
インターネットというネットワークは、ひとつの会議とみなせる。
ならば、それこそちょうどいいのかもしれない。
私が目にしたテクニクスの復活に関しての意見・感想は七割くらいの人が否定的だったからだ。
ちょうどよいからといって成功する保証はどこにもないけれど、
音を聴くまで、もうすこし待ちたい。
REPLY))
technics、復活しましたね。
学生の頃に買ったレコードプレーヤー、SL-QL1をまだ使っている私としてはうれしいかぎり。
さて、否定の意見が多いとのこと・・・。
機械設計を生業としている私としては、万人が納得する製品というのは不可能と考えています
否定するよりは、開発コンセプトを探る方が楽しいですね。
今度のtechnicsはどうなるのかな・・・。
昔は、山のように製品を出していましたね。
一年後にどれだけの製品が出ているのか期待してしまいます。
製品発表は、海外からでしたね。
勝手に深読みすれば、中身パイオニアのゴールドムンドをすばらしい音作りと書いたり、
ハードディスクにリッピングしたら音がよくなると言ったりする日本の
オーディオ雑誌とオーディオ評論家に決別したのかな(笑)。
そんな世界でtechnicsがどう振る舞うのか興味津々です。