Date: 12月 16th, 2013
Cate: JBL
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JBLのユニットのこと(ホーンについて)

JBLのスピーカーユニットにおけるコンシューマー用とプロフェッショナル用の違いがあるように、
コンプレッションドライバーと組み合わせるホーンに関しても、
JBLには、ある違いがあった。

JBLのコンシューマー用のホーンには、すべて音響レンズがつく。
スラントプレートの音響レンズ(4343などのスタジオモニターに採用されたタイプ)、
パーフォレイテッドプレートの音響レンズ(LE175DLHとHL88の、いわゆるハチの巣)、
このどちらかがつくことになる。

例外といえるのはH5038Pである。
このホーンには音響レンズはないけれど、
このホーンを採用しているJBLのスピーカーシステムはD44000 Paragonであり、
Paragonはホーンの開口部を聴き手に直接向けているわけでなく、
中央の、大きく湾曲している反射板に向けているわけで、
音響レンズをつけなかった理由もここにあり、
なんらかの拡散を行っている。

ちなみにH5038Pのプロフェッショナル版は2343である。

プロフェッショナル用のホーンにも、スラントプレート、パーフォレイテッドプレート、
どちらの音響レンズつきのホーンはある。
スラントプレート型は2391、2392、2390、2395であり、パーフォレイテッドプレートは2305である。

プロフェッショナル用では、これらの他に、ディフラクション型の2397、
ラジアルホーン2340、2345、2355、2350がある。
1980年代にはいり、バイラジアルホーンがいくつも登場してくる。

当然これらのホーンの開口部には音響レンズはない。
プロフェッショナル用では、音響レンズつきとなしがラインナップされている。

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