Date: 12月 15th, 2013
Cate: JBL
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JBLのユニットのこと(375と2440の違い)

JBLのスピーカーユニットは、コンシューマー用とプロフェッショナル用で、
振動板に違いはない。

375と2440をくらべてみれば、磁気回路も同じである。
振動板も同じであれば、いったい何が違うのか。
375と2440(これに限ることはないけれど)を比較試聴してみれば、
コンシューマー用ユニットとプロフェッショナル用ユニットには、あきらかな音の違いがある。

375と2440を並べてみると、まずすぐにわかる違いとしては端子の違いがある。
どちらもプッシュ式の端子だが、2440についている端子の方がひとまわり大きい。

とはいえこの部分だけの違いで、375と2440の違いが生れるとは考えられない。

他に何が違うのか。
375と2440の例でいえばバックカバーの形状に、わずかな違いがある。

375のバックカバーは基本的に円である。
入力端子の取り付け位置だけ内側に凹んでいるだけで、
375の裏側となる水平面はフラットである。

2440はこの部分にわずかな傾斜がつけられている。
中心部はフラットなのだが、外周部に近くなるところで傾斜している。

375と2440のバックカバーの形状の違いはさわってみれば、すぐにわかる。

この違いが、なぜ音に影響するのか。
多少強度の違いは発生するだろうが、
これもそれほどはっきりとした音の違いになるとは考えにくい。

実はバックカバーの、このわずかな形状の違いにより、
同じ仕様の磁気回路なのだが、2440のほうが磁束密度が高くなる、という話をずっと以前にきいている。

そのころJBLの取扱いはサンスイだった。
サンスイの人たちもコンシューマー用とプロフェッショナル用のユニットの音の違いが、
なぜ生じるのか、そのことをはっきりとさせるために実験した結果、
バックカバーの形状の違いで磁束密度が変化することが判明した、とのことだ。

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