Date: 9月 21st, 2013
Cate: デザイン
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オーディオのデザイン、オーディオとデザイン(ダストカバーのこと・その7)

以前はスピーカーのエンクロージュアといえば、木が使われることがほとんどだった。
ごく一部のモデルではコンクリートが使われたりもしていたが、それは、以前では特殊なケースであり、
あくまでもスピーカー・エンクロージュアといえば木の時代が長く続いていた。

いまも主流は木といえるのだが、木以外の素材のエンクロージュアも物珍しいだけの存在ではなくなっている。
それでも木は、オーディオ機器にとって重要な素材といえる。

木はスピーカーだけに使われてきたわけではない。
アンプでもチューナーでも、アナログプレーヤーにおいても、木はつかわれることが多い。
アナログプレーヤーではキャビネットに、ときにはトーンアームにも使われた例がある。

アンプ、チューナーといった電子機器にも木は使われている。
サイドパネルに木を採用したモノ、
ウッドケースに入れて使うのを前提としたモノがある。
フロントパネルの一部に木を採用した例、ツマミに採用した例もある。

たとえばマランツのコントロールアンプ、Model 7はたいていウッドケースに収められていることが多い。
マークレビンソンのLNP2、JC2、ML6、ML7などもウッドケースに収められていることが多い。

JC2は使っていたことがあるけれど、ウッドケースを欲しいとは思わなかった。
マランツのModel 7を欲しい、と思ったことはあるけれど、ウッドケースは無しでもかまわない。

私は、あまりウッドケースがそれほど好きにはなれないところがあるようだ。

とはいえ、ウッドケース、ウッドのサイドパネルが嫌い、というわけではない。

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