Date: 9月 12th, 2013
Cate: デザイン
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オーディオのデザイン、オーディオとデザイン(ダストカバーのこと・その1)

最初に使ったアナログプレーヤーはデンオンの普及型だった。
その次がマイクロの糸ドライブ、RX5000 + RY5500に、SMEの3012-R Specialの組合せ、
その次がEMT・930stのトーレンス版である101 Limited、
そしてEMTの927Dstも使った。

いま手元には二台のアナログプレーヤーがある。
927Dstと較べると、どちらもずっとコンパクトなモデルだ。

私のアナログプレーヤー遍歴の中で、
いわゆるダストカバーがついていたモデルは、最初のデンオンだけである。
それから後に使ってきたプレーヤーには、どれもダストカバーはついてなかった。

930stにはオプションでプラスチック製のダストカバーがあることが、
カタログをみればわかるものの、実物をみたことはないし、
あえて欲しいと思わせるものだはなかった。
カタログをひっぱり出して確認すればいいのだが、
たしか930-900(930st専用のインシュレーター)との併用を前提としていて、
ヒンジはないから、上からかぶせておくだけのものだった。

レコードをかけるときには取り外して、どこかにダストカバーを置くしかない。
そういうものだったから、欲しい、とは思わなかったし、
形もつくりも一般的なダストカバー的だった。

なにもダストカバーがないのを意識して選んできたわけではなくて、
たまたま選んできたモデルに、ダストカバーなしが大半だった、ということだ。

ダストカバーは、文字通りホコリよけのカバーである。

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