4343における52μFの存在(その10)
4ウェイの4341、4343、4344、4345のレベルコントロールは3つ。
3ウェイの4333は2つ、2ウェイの4320、4331は1つ。
当然のことだが、低域(ウーファー)以外のすべての帯域に、
それぞれレベルコントロールがあり、ウーファーを基準に、それぞれのユニットのレベルは変えられる。
4355はバイアンプ駆動だから、低域とそれより上の3つの帯域については、
チャンネルデバイダーのレベルセットでコントロールできる。
そのうえで、ミッドハイとトゥイーターは、4355のレベルコントロールを使えば、
それぞれのユニットのレベルは変えられる。
4350のレベルコントロールはトゥイーターの2405用であって、
つまりチャンネルデバイダーでレベルコントロールしようと、
ミッドバスとミッドハイのふたつのレベルは固定されている。
2202Aと2440の組合せによる2ウェイ・スピーカーが4350の中心にあり、
この2ウェイに関しては、ユーザーはいっさい触れられない設計になっている。
いじることが許されているのは、ウーファーとトゥイーターの、この2ウェイに対する相対的なレベルである。
REPLY))
LCネットワーク記事参考にさせて戴いています。
LCネットワークのコア材による音色傾向等についてお感じになったことがおおありでしたら、いつの日かお聞かせ願えれば幸いと思い投稿させていただきました。
小生の拙い経験(現在進行中)ですが・・・ LCネットワークで悩む中、トランスアウトラインアンプ+WE124type350Bppでたまたま試聴したYAMAHA NS1000Mが結構な鳴りをしたことから少し調べてみました。1000Mの内蔵ネットワークがクロス 500Hz / 6000Hz 12dB/octで部材構成がGaussのCPシリーズと同様にフェライトコアのコイルとパラのMPコンで構成されています。 フェライトコアのコイルは如何にも安物の感じがしますが、JBLの鉄心コイルや空芯コイルより全体にスピード感がありピアノの鳴りは此方の方が上手の様です。この差はLCネットワークのコア材によるものが大きいのかなと推定している訳です。
現用のシステムは次のようなものです。
①LF : Gauss 5831 15インチウーハー+オンケンtype箱
②MF : JBL2446H 2インチドライバー+2380バイラジアルホーン
③HF : JBL2402
④SHF: ムラタES105A Suono
⑤LCネットワーク : LF自作鉄芯コア+MHF空芯コイル⇒LMHFJBL3131A3ウエイ改 造機⇒LF JBL3131A+MHF空芯コイル⇒1000M内蔵品を試用中