Archive for 1月, 2024

Date: 1月 11th, 2024
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) – 第一夜

audio wednesday (next decade) – 第一夜は、2月7日である。
時間、場所は1月と同じ。

テーマはまだ決めていない。
来週末には決っている(はず)。

Date: 1月 11th, 2024
Cate: High Resolution

MQAのこれから(とTIDAL・その14)

どこの国のアカウントをつくるか。
TIDALで契約する際に迷ったことのひとつだ。

私はアメリカのアカウントだけれど、料金は国によって違ってくる。
アメリカよりも安い国はいくつかあった。

けれどウワサではあったけれど、国によって料金も違えば、
配信されているアルバム、曲にも違いがある、となんどか目にしていた。

とはいえ事前にそのことを確かめることはできない。
クラシックを主に聴くからヨーロッパの国のどこかがいいのか、
それともやはりアメリカなのか。

アメリカでつくったわけだが、
それから三年、やはりウワサは、それからも目にすることがあった。

とはいえ、自分の目で確認していたわけではない。
ほんとうなのか。

昨晩のaudio wednesday (next decade)では、イギリスのアカウントだった。
じっくりと時間をかけて比較したわけではないが、短い時間でも、
私が好んで聴く音楽の範囲でも、はっきりと違いがあった。

どちらがいいとはいえない。
いえるのは、できれば違う国のアカウントを二つ持つことである。

Date: 1月 11th, 2024
Cate: ディスク/ブック

“盤鬼”西条卓夫随想録(その後・達成)

「“盤鬼”西条卓夫随想録」のクラウドファンディング、残り一日で目標金額を達成している。

もしかすると……、と思ったこともあったけれど、来月には手元に届く。

Date: 1月 9th, 2024
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) – 序夜(いよいよ明日)

いよいよ明日(1月10日)は、音を鳴らすaudio wednesdayである。
2020年12月の回で喫茶茶会記でのaudio wednesdayは終った。

2021年は、いまもaudio wednesdayをやっていたら、
今回のテーマはこれだな──、そんなことを思っていた。
思っていても、そういう場がなければなんともしようがない。

2022年9月に、とにかく再開しよう。
場所はなくても、集まりたい人だけでもいいから集まって食事でもしよう、
ということで始めたものの、ふたたび音を出せる環境に巡りあえるとは、ほとんど思っていなかった。

2022年の後半ごろから、今回のテーマは──、なんてことも次第に考えなくなっていた。
そこに「うちでやりませんか」という申し出があった。

三年と一ヵ月ぶりに、音を出すことができる。
いま、とてもわくわくしている。

前回の「選曲について」で書いているように、
カザルスのバッハの無伴奏を最後に鳴らす。
最初に鳴らす曲も、すでに決めている。

誰のどの曲なのかは明かさない。

鳴らすスピーカーシステムはメリディアンのアクティヴ型のDSP3200である。
TIDALでMQAを中心に鳴らしていく。
鳴らす場は、野口晴哉記念音楽室となりの和室である。

開始時間は19時。終了時間は22時。
開場は18時から。

野口晴哉記念音楽室の住所は、
東京都狛江市元和泉2-14-3。
最寄り駅は小田急線の狛江駅。

参加費として2500円いただく(ワンドリンク付き)。

Date: 1月 1st, 2024
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) – 序夜・選曲について

1月10日の序夜。
どんな曲をかけるのか。

2016年から2020年までの五年間、
四谷三丁目にあった喫茶茶会記でのaudio wednesdayでの音出しとは、
同じではないことを、昨年末考えていた。

音楽を聴くこと。
それもオーディオを介して聴くという行為は、まず選曲から始まる、といっていい。
ラジオから流れてくる曲をただ何も考えずに聴くのもありなのだが、
オーディオマニアとしてオーディオを介して音楽を聴くということは、
ストリーミングにしても、CDにしてもアナログディスクにしても、
なにをかけるのかを、まず選ぶ必要がある。

音楽を選ぶということが、2023年の世界の状況が影響を与えてきている。
そのことを実感しないで、音楽を選ぶことができるのだろうか──。
そんなことを12月は考えていた。

1985年に、レナード・バーンスタインがイスラエル・フィルハーモニーと来日した。
その公演に私は行っている。

NHKホールに近づくと、いつものクラシックのコンサートとは雰囲気が違っていた。
NHKホールの周りに、抗議団体がいた。
イスラエル・フィルハーモニーに対しての、
つまりはイスラエルに対しての抗議だった。

その時は、なんと無粋な、と思っていたことを白状しよう。
パレスチナのことは、もちろん知識として知ってはいても、
バーンスタインの演奏を楽しみにしていた者としては、
何もこんなところで──、と思ってしまった。

それから四十年近くが経って、もうそんなふうにはおもえなくなってしまっている。

序夜で最後にかけるのは、カザルスのバッハの無伴奏だとすでに決めている。
では最初の曲は、何にするのか。