Archive for category audio wednesday

Date: 2月 28th, 2020
Cate: audio wednesday

第110回audio wednesdayのお知らせ(ピアノ録音を聴こう)

来週末(3月6日)から、映画「ジュディ 虹の彼方に」が公開になる。

この映画のことは、以前ちょっと書いている。
レネー・ゼルウィガーが演じてのジュディ・ガーランド役で、
劇中の歌はレネー・ゼルウィガーが歌っている。

日本では、この映画の公開にあわせて、
“JUDY AT CARNEGIE HALL”が発売になる。
しばらく廃盤になっていた。

それから輸入盤ですでに発売されていたが、
国内盤でもサウンドトラック盤が、やっと出る。

e-onkyoでは、このサウンドトラック盤がMQAで配信されている。

3月4日のaudio wednesdayのテーマは、ビアノだ。
テーマに変更はないが、会の最初には“Over The Rainbow”を鳴らしたい。

レネー・ゼルウィガーの“Over The Rainbow”もかけたい。

Date: 2月 26th, 2020
Cate: audio wednesday

第110回audio wednesdayのお知らせ(ピアノ録音を聴こう)

3月4日のaudio wednesdayには、
ポリーニとアバド/シカゴ交響楽団によるバルトークも持っていく──、
前回書いた。

ポリーニとアバドのバルトークを、3月のaudio wednesdayの最後にかけようと思っている。

最初にかけるのは、
アルゲリッチとコンドラシン/バイエルン放送交響楽団によるチャイコフスキーにするかもしれない。

アルゲリッチとコンドラシンのチャイコフスキーのピアノ協奏曲は、
これまで何度か鳴らしているが、その時は通常のCDだった。
つまり、まだ喫茶茶会記にマッキントッシュのMCD350が導入される前だった。

今回は、タワーレコード独自のSACDをもっていく。
コンドラシンによるリムスキー=コルサコフのシェエラザードとのカップリング。
どちらもずっと昔よく聴いていたことがある。

シェエラザードは、瀬川先生が、熊本のオーディオ店でかけられたことがある。
実を言うと、リムスキー=コルサコフのシェエラザードの、
コンドラシン/コンセルトヘボウ管弦楽団のこの一枚しかもっていない。

ポリーニとアバドのバルトークもそうだが、
アルゲリッチとコンドラシンのチャイコフスキーも、
以前鳴らしていた時と、喫茶茶会記の音は違っている。

だから、アルゲリッチのチャイコフスキーも、いまここで鳴らしたい、という気持が強い。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 2月 21st, 2020
Cate: audio wednesday

第110回audio wednesdayのお知らせ(ピアノ録音を聴こう)

3月4日のaudio wednesdayには、
ポリーニとアバド/シカゴ交響楽団によるバルトークも持っていく。

2016年1月のaudio wednesdayから音を鳴らすようになった。
この時、来られた方の一人が、ポリーニとアバドのバルトークをもってこられた。
鳴らしている。

四年以上が経ち、
喫茶茶会記のシステムも変化していっている。
スピーカーはおおまかには変っていないといえるが、
それでも変化はある。

それ以上に音は変化している。
だから、いまここで鳴らしたい、という気持が強い。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 2月 7th, 2020
Cate: audio wednesday

第110回audio wednesdayのお知らせ(ピアノ録音を聴こう)

3月4日のaudio wednesdayには、
ミハイル・プレトニョフのシューマンの交響的練習曲(SACD)と
児玉麻里とケント・ナガノのベートーヴェンのピアノ協奏曲集(SACD)は持っていく。

それから菅野先生録音の柳兼子のCD、
少し前に書いているシャルラン レコードのエリック・ハイドシェックのCDは、
ベートーヴェンの二枚とブラームス、
私の好きなピアニスト、アニー・フィッシャーのベートーヴェンのビアノ・ソナタ全集、
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集はもう一組、
アルトゥール・シュナーベルの古い録音を、
グレン・グールドのゴールドベルグ変奏曲(1981年録音)のSACDなどである。

必ずしも優秀録音盤ばかりではない。
ピアノだけの録音でもない、
ピアノが主の録音だけでもない。

私が持っていくのはクラシックが中心になるが、
ジャンルは問わない。

ピアノ好きの人に聴いてもらいたい、と思っているディスクを持参してくだされば、と思っている。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 2月 5th, 2020
Cate: audio wednesday

第110回audio wednesdayのお知らせ(ピアノ録音を聴こう)

3月4日のaudio wednesdayは、ピアノを中心とした録音を聴きたい、と考えている。

別項で書いているように、最近、ピアノ録音の優れたものを聴きたい、と思うようになっている。
なのでプレトニョフのシューマンの交響的練習曲のSACDを、
ヤフオク!で手に入れた。

その少し前には、児玉麻里とケント・ナガノのベートーヴェンのピアノ協奏曲集、
これもSACDで買っている。

どちらも菅野先生のリスニングルームで聴いている。
優れたピアノの録音である。

これらだけではなく、オーディオ・ラボから出ていた柳兼子のCD。
もちろん菅野先生の録音なのだが、ピアノの音がめっぽういい。

このCDを聴いていると、菅野先生は、ほんとうにピアノがお好きだったんだな、と感じる。
だから聴いていて、こちらも楽しくなってくるところがある。

そういうピアノの録音を、3月のaudio wednesdayでは聴いていきたい。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 2月 4th, 2020
Cate: audio wednesday

第109回audio wednesdayのお知らせ(iPhone+218)

明日(5日)のaudio wednesdayには、
André Cluytens – Complete Mono Orchestral Recordings, 1943-1958”も持っていく。

持っていく、と書いてしまったが、
CDと違って物理的に持っていくわけではない。
すでにiPhoneにダウンロードしているのだから、
iPhoneを持っていく・イコール・クリュイタンスのフォーレも持っていくことになる。

audio wednesdayで、これまでレクィエムと呼ばれる作品は、かけてこなかった。
一度だけ、クルレンツィスのモーツァルトは鳴らしている。

特に理由はなかったともいえるが、
アルテックのスピーカーで、レクィエムと呼ばれる作品を聴きたい、とおもう気持になれなかった。

今回はそのへんが少し変ってきている。
鳴らすのかどうかは、当日の音の鳴り方次第なのだが、
クリュイタンスのフォーレを鳴らすかもしれない。

鳴らすとしても、会の終りごろに鳴るだろう。

システム全体がいい感じで鳴ってくれるようになったときに、かけるかどうかを判断する。
MQAのエヴァンジェリストとして、鳴らしてみたい、という気持になりたいし、
来られた方が、聴いてみたい、という気持になってくれれば、と思う。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 1月 29th, 2020
Cate: audio wednesday

第109回audio wednesdayのお知らせ(iPhone+218)

一週間後のaudio wednesdayが、待ち遠しい。

昨秋から、メリディアンの218に毎回を手を加えて、
新ヴァージョンといっては、音を聴いてもらっている。

でも昨年は、当日の午前中か前日の夜に、218に手を加えていたため、
音がどう変化したのかを自宅で確認していたわけではなかった。

そんなことをやっていたので、当日が近付くと、
早くやらねば、と慌ただしく感じられていた。

今回は、ほぼ二週間前に手を加えた。
翌日にもさらに手を加えている。

二週間、その音をずっと聴いているから、
2月のaudio wednesdayが待ち遠しいわけだ。

早く聴いてもらいたい、という気持が日増しに強くなっている。
来られた方(聴かれた方)が、どんな反応をされるのかをふくめて、楽しみである。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 1月 23rd, 2020
Cate: audio wednesday

第109回audio wednesdayのお知らせ(iPhone+218)

昨晩の“Biko[Live At Blossom Music Centre, Cleveland]”は、
メリディアンの218(version 8)で聴いていた。

別項「Biko[Live At Blossom Music Centre, Cleveland]」で書いているように、
12インチ・シングルを思わせるような音で聴きたい──、
だからこそ218に何度も手を加えている。

昨晩は、やっぱり、こういう音が出せるんだ、という確信を得た。

2月5日のaudio wednesdayの最後に鳴らすのは、
だからBiko[Live At Blossom Music Centre, Cleveland]に決めた。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 1月 16th, 2020
Cate: audio wednesday

第109回audio wednesdayのお知らせ(iPhone+218)

2月5日のaudio wednesdayは、前回書いているようにCDは一切かけない。
CD以外を使っての音出しである。

私はiPhoneを持っていく。
メリディアンの218との接続には、FX-AUDIOのFX-D03J+を持っていく。
この他に、Douk AudioのU2も持っていく。
これもD/Dコンバーターで、FX-D03J+と価格的にも機能的にも同じ製品である。
中に使われている主要チップには違いがある。

androidのスマートフォンの方は、OTG対応ケーブルも持参されれば、
218との接続は可能になる。

さらにはノート型パソコン、Raspberry Pi、
とにかくCDに頼らない音出しが可能であれは持ち込み自由である。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 1月 2nd, 2020
Cate: audio wednesday

第109回audio wednesdayのお知らせ(iPhone+218)

2月のaudio wednesdayは、5日。
CDプレーヤーを使わずに、音を鳴らしていこう、と考えている。

昨晩のaudio wednesdayでiPhoneを218に接続しての音出しを、実験的に行った。
MQAの音の良さを積極的に認めている私にとって、
e-onkyoの存在は無視できないし、
e-onkyoで購入できる音源は、いうまでもなくCDという物理的なメディアではない。

オーディオはこだわりの世界だ──、
だからiPhoneなんぞで音楽を聴くなんてありえない……、
そういう人がいてもいい。

あくまでもパッケージメディアにこだわってこそのオーディオ、というありかたもある。
でも私は、MQAで聴ける音楽が世の中に存在してるのであれば、
そこにはこだわらない。

聴ける手段で聴きたい、と思う人間だ。
何もiPhoneで聴くのが最良の方法とはいわないし、考えてもいないが、
iPhoneに限らず、いまスマートフォンを持っていない人は、どのくらいの割合なのか。

少なくとも、このブログを読まれている方はインターネットに接続されているわけだし、
そういう人たちだとスマートフォンの所有率は、より高いのではないのか。

こだわりは拘りと書く。
漢字でみると、決していい言葉でないことに気づく。
だから、使うな、といわないまでも、こだわることが、さも善であるように思い込むのはどうか。

こだわるのはいい、
けれどこだわりを一度捨てることで、
より見えてくるこだわりもあるように感じている。

とにかく2月のaudio wednesdayでは、
iPhoneと218で音楽を鳴らしていく。CDは一切鳴らさない。

私はiPhoneだけれども、androidのスマートフォン、
さらにはノート型パソコン、Raspberry Pi、
とにかくCDに頼らない音出しが可能であれは持ち込み自由である。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
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Date: 1月 1st, 2020
Cate: audio wednesday

第108回audio wednesdayのお知らせ(ウィーンの休日)

喫茶茶会記は年中無休なので、第一水曜日である今日はaudio wednesdayである。
告知しているように、今日は、MQA-CDのみをかける。

そのためにさきほどまで、メリディアンの218にまた手を加えていた。
昨晩は、というと、FX-AUDIOのD/Dコンバーター、FX-D03J+に手を加えていた。

喫茶茶会記にもFX-D03J+はあるし、12月にすでに手を加えている。
けれど、今回は、喫茶茶会記のFX-D03J+をversion 1とすれば、
version 2といえる内容である。

ちなみに今日を手を加えた218は、version 7にあたる。

MQA-CDを鳴らすのにFX-D03J+は不要である。
なのに、昨晩いじっていたのは、来月のaudio wednesdayの予告のためである。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
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Date: 12月 28th, 2019
Cate: audio wednesday

第108回audio wednesdayのお知らせ(ウィーンの休日)

1月1日のaudio wednesdayに持っていく予定のMQA-CDを挙げておく。

 クナッパーツブッシュ/ウィーンフィルハーモニー:ウィーンの休日
 ハスキル、マルケヴィチ/コンセール・ラムール管弦楽団:モーツァルト ピアノ協奏曲第20・24番
 クライバー/ウィーンフィルハーモニー:ベートーヴェン 交響曲第5・7番
 クライバー/ウィーンフィルハーモニー:シューベルト 交響曲第3・8番
 バーンスタイン/ベルリンフィルハーモニー:マーラー 交響曲第9番
 フルトヴェングラー/バイロイト祝祭管弦楽団:ベートーヴェン 交響曲第9番
 ミュンシュ/パリ管弦楽団:ブラームス 交響曲第1番
 デュ=プレ、バルビローリ/ロンドン交響楽団:エルガー チェロ協奏曲
 ソニー・ロリンズ:サキソフォン・コロッサス
 バド・パウエル:ザ・シーン・チェンジズ
 ビル・エヴァンス:ワルツ・フォー・デビィ
 チャールス・ミンガス:直立猿人
 コルトレーン、ハートマン:ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン
 パコ・デ・ルシア:ベスト・セレクション
 ラドカ・トネフ:フェアリーティルズ
 ジョニ・ミッシェル:ブルー
 グラシェラ・スサーナ:アドロ・サバの女王
 ジャズで聴き比べる体験サンプラー盤
 邦楽で聴き比べる体験サンプラー盤

以上19枚。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
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Date: 12月 27th, 2019
Cate: audio wednesday

第108回audio wednesdayのお知らせ(ウィーンの休日)

今日、写真家の野上眞宏さんと秋葉原で会っていた。
最近、野上さんと会う度に話題にのぼるのは、MQAのことである。

野上さんも私も、MQAは音がいい、ということで一致している。
だから、なぜMQAは音がいいのか、という話になる。

同じPCMで、同じサンプリング周波数でありながらも、MQAは通常のPCMよりもいい。
どこがいいのか、ということを確認しているし、
それが全体の音の印象とどう関係してくるのかについても話す。

野上さんも私も、メリディアンの218で聴いている。
けれど他はすべて違う。
聴く音楽も共通しているところもあれば、そうでないところもある。

それでもMQAの音のよさに関しては、ぴったりと一致する。
だから、1月1日のaudio wednesdayは、MQAだけにする。

ニューイヤーコンサートの日だから、クナッパーツブッシュの「ウィーン休日」から始めたい。
すべてMQA-CDのみをかける。
最後に、どのMQA-CDを鳴らすのかは決めていないが、
MQAだけの四時間となる。

Date: 12月 19th, 2019
Cate: audio wednesday

第108回audio wednesdayのお知らせ(ウィーンの休日)

108回目のaudio wednesdayは、1月1日。
なのでニューイヤーコンサートということで、
クナッパーツブッシュ/ウィーンフィルハーモニーによる「ウィーンの休日」をかける。

当然MQA-CDである。
1月1日のaudio wednesdayは、「ウィーンの休日」を皮切りに、
MQAのみをかける予定でいる。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
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Date: 12月 11th, 2019
Cate: audio wednesday

2019年をふりかえって(その17)

audio wednesdayは、2011年2月からスタートした。
音を鳴らしはじめたのは2016年になってからだから、四年やってきている。

audio wednesdayでの音を鳴らすことを、レコードコンサートといっていいのか、
迷う気持はある。

常連のHさんは、演奏会のようだ、といってくださるから、
レコードコンサートといってもいいかもしれない。

こういう個人でのレコードコンサートをやられている方は、他にもいる。
私よりもずっと以前からやっている方たちがいる。

今年、東京と埼玉、それぞれのレコードコンサートが終ってしまった。
どちらにも行ったことはないが、長く続いていたレコードコンサートである。

いつか終りは必ずくる。
そのことはわかっていても、今年、同時期に二つのレコードコンサートが終ってしまったのは、
たんなる偶然にしても、いろいろ考えてしまうことがある。