Date: 12月 17th, 2012
Cate: ジャーナリズム,
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賞からの離脱(その3)

ラジオ技術のコンポ・グランプリの審査員は、最初のころはどうだったのかは知らない。
けれど私がオーディオに関心をもちはじめたころから、石田善之氏が途中から加わっただけで、
高島誠氏、岡俊雄氏、長岡鉄男氏ほか、亡くなられた人がいて、減っていくだけであった。

ずっとそういう状態だったから、いつかはコンポ・グランプリも終りをむかえる日が来るのだろう……、
とは思っていたけれど、ふいに訪れた、という感じである。

私は個人的にラジオ技術からコンポ・グランプリが消え、喜んでいる。
コンポ・グランプリによって毎年1月号は、そこそこの頁が割かれてしまう。
私がラジオ技術に求めている記事が、その分減ってしまう。

まぁ、それでもラジオ技術は月刊誌だから年に12冊出る。
そのうちの1冊がコンポ・グランプリ、それも大半の頁がそうとはいうわけではないから、
12分の1であれば(実際にページ数で換算すれば、もっと小さくなる)、
これはこれで楽しみかな、という部分もあった。

ステレオサウンドも賞をやっている。
そのステレオサウンドの賞とコンポ・グランプリでは、以前は岡先生と菅野先生が審査委員としてだぶっていた。
ステレオサウンドは、選ばれた各機種について最初のころは、筆者ひとりによる書き原稿だった。
それが座談会になってしまい、そのままずっと続いてきている。
今年も座談会での紹介である。

ラジオ技術も座談会でなのだが、
ここでステレオサウンドとラジオ技術の違いが出てくる。
岡先生、菅野先生がどちらの賞にも共通しているけれど、座談会での発言を読み比べるという楽しみがあった。

ステレオサウンドもラジオ技術も選考日は11月の上旬である。
日が近い。
選ばれる機種も重なることも多い。だからこそ読み比べるわけである。

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