「オーディオ」考(その1)
ワイドレンジ考、現代スピーカー考、ハイ・フィデリティ再考、チューナー・デザイン考、など、
タイトルに「考」をつけたテーマでこれまでいくつか書きつづけてきている。
今日、あることがきっかけで、スピーカーやワイドレンジなどについて考えて書いてきているのに、
「オーディオ」そのものについて書いてきていないことに気がついた。
今夏からfacebookに「オーディオ彷徨」というページをつくった。
タイトルとURL末尾のjazz.audioからもわかるように、岩崎先生についてのfacebookページで、
定期的に、ではないが、不定期ながらわりとまめに更新してきている。
今日、いくつかの写真を公開した。
そのなかに1968年ごろの写真がある。
車(falcon)が写っている。そのトランクに左手をついているサングラスをかけた岩崎先生の写真だ。
この写真について、Twitterで
「オーディオがカッコよくて、オーディオ評論家もカッコよかった時代だなあ。」
というコメントがあった。
うん、うん、とうなずいていた。
また、1971年当時のJAZZ-O-DIOの店内写真を公開した。
これには、別のひとが、「めちゃ良い感じの写真!」というコメントをよせてくれた。
そう、オーディオとは、カッコいいもの、カッコいいことだったはず。
それがいつしか、なぜか、カッコわるいものの代名詞のように語られることが、いまではある。
なぜそうなったのだろうか。
……そんなことを思っていたら、「オーディオ」考について書いていかなきゃ、と思えてきた。
この項で、どんなことを書いていくのか自分でも見当がつかない。
それでも少しずつ書いていこう、と決めたところである。