Date: 5月 12th, 2011
Cate: 平面バッフル
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「言葉」にとらわれて(その2)

いくつか考えていた。
ちょうど、そのころアクースタットのコンデンサー型スピーカーのバリエーションのひとつとして、
Model 1というモデルが出た。

黒田先生が導入された最初のアクースタットは Model 3。
型番末尾の数字が、コンデンサーのパネルの数を表している。
Model 3は3枚の縦に長いパネルを配置してる。
Model 1は、Model 3の1/3の横幅の、細長い形状のコンデンサー型スピーカーだった。
アクースタットにはさらにModel 1+1というのがあり、
これはコンデンサー・パネル2枚を横に、ではなく、縦に積み重ねたもので、異様に細長い。

これらをみて、バッフルの横幅を、使用ユニット幅ぎりぎりまでつめて、細長くしたらどうか、と考えたり、
そのころちょうど高速道路の防音壁の上部に円筒状の物が取りつけられはじめたころでもあったことからヒントを得て、
バッフルの周囲に吸音材を配置することで、なんとかサイズを小さくできない、とも考えた。

この防音壁に取りつけられた吸音材による効果は、
防音壁をまわりこむ音を吸音することで、高速道路から周囲への騒音を減らすためのものである。
ただ高速道路の近くでは、その効果はあまりなく、距離が遠ざかるほどに騒音の減衰量は増えていくものだった。
だから同じように平面バッフルにとりつけても、比較的近距離で聴く場合には効果は望めないから、
なんらかの工夫が必要になる。

そのあとQRD(当時はRPG)の音響パネルが登場したときは、
これを裏表逆にして平面バッフルに使えないだろうか、とも考えた。

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