Date: 1月 2nd, 2023
Cate: ジャーナリズム, 広告
Tags:

「タイアップ記事なんて、なくなればいい」という記事(パラダイムのスピーカーについて・その4)

パラダイム、マーティン・ローガンの輸入元であるPDNのウェブサイト
そこの会社概要には、こうある。
     *
社名である PDN は、”Premium Distribution Networks” に由来しています。
メンバーは長年に亘りオーディオ業界に携わってきた、業界に精通するプロフェッショナル集団であり、その豊富な知識や感性、ノウハウ、ネットワークを活かし製品を選定しています。マーティン・ローガン、パラダイムをはじめとして、世界中から真に価値のある一流の最先端オーディオ製品を厳選し、高品位な再生音楽芸術と文化を皆様にお届けしてまいります。
     *
PDNのスタッフがどういう人なのか、名前も経歴も私はまったく知らないが、
《メンバーは長年に亘りオーディオ業界に携わってきた、業界に精通するプロフェッショナル集団》、
このとおりならば、かなりキャリアを積んだ人たちなのだろう。

でも、そのキャリアとはいったいなんなのだろうか。
もちろん《豊富な知識や感性、ノウハウ》なのだろうが、
《ネットワーク》ともある。

素直に受け止めればすむことなのだが、
オーディオアクセサリーでのPDN製品の記事での取扱い方をみていると、
悪い意味で、この《ネットワーク》を捉えたくなるし、
《業界に精通するプロフェッショナル集団》とは、
それぞれのオーディオ雑誌のやり方を熟知しているということなのかしら、とも思ったりする。

ソーシャルメディアで目にしたことであり、確認しようがないのだが、
PDNはD&Mホールディングスと関係がある、とのことだ。

これが事実だとしたら、
ここ数年のデノンのタイアップ記事のあからさまなやり方と、
PDNのやり方は似ている、というか、同じように感じてしまう。

PDNとD&Mホールディングスとは無関係だとしても、
《長年に亘りオーディオ業界に携わってきた》PDNのメンバーの何割かは、
デノンで勤務していた人たちなのかもしれない。

そんなふうに勘ぐってしまうほど、
PDNとデノンのやり方はそっくりとしか思えない。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]