audio identity (designing)を終りにする理由
2023年1月29日で、audio identity (designing)は終りにして、
また新しいブログを始めるのならば、
audio identity (designing)のまま続ければ、いいのではないか──。
そう思われるのはわかっている。
でも、audio identity (designing)を終りにするのは、
audio identity (designing)がオーディオのブログだから、である。
ここにきて、オーディオのブログがほんとうにやりたかったことなのか、
そう思うようになってきた。
ほんとうにつくりたかったのは、
オーディオのようなブログであり、
もっといえばオーディオそのもののブログである。
世の中に、さまざまなオーディオ雑誌があったし、いまもある。
けれど、それは、どれもオーディオの雑誌でしかない。
そのなかで、どれが面白いとか、面白くないとか、
昔と比べてどうとか、そういうことでしかない。
オーディオの雑誌が目指すべきところは、
オーディオのような雑誌、オーディオそのものといえる雑誌だ、
と私は考えるようになってきた。
五味先生、岩崎先生、瀬川先生が、
あと十年か二十年、活躍されていれば、
ステレオサウンドは、オーディオのような雑誌に近づけたかもしれない。
オーディオのようなブログに挑戦したくなった。
それがaudio identity (designing)を終りにする理由である。
終りにしたから、
新しいブログにしたからといって、
オーディオのようなブログにできるかどうかはなんともいえない。
でも、気持を切り替えるためにも、
オーディオのブログであるaudio identity (designing)は終りにする。
REPLY))
「オーディオのようなブログってオーディオのように奥が深いブログっていうことじゃないかしら?」
傍で眺めていた家族が言いました。なるほど、すなわち、オーディオのブログというのは題材がオーディオであるだけってことで、宮崎さんはオーディオそのもののようにもっと奥深いものをお書きになろうということか!そう言うと彼女は大きく笑っい首を縦に振りました。
ああ、だとすれば、オーディオのようなブログ、オーディオそのものといえるブログを宮崎さんがお書きになられる。だとすれば、それほど私にとって嬉しいことはありません。
一体どんなブログになるのか、今から楽しみです。私は来年読むその新しいブログを待ちきれません。似ているようで全く異なるこの二つの表現、audio identity (designing)を終わりにする真の理由を知ることができて、私は喜びでいっぱいです。理由を明かしてくれてありがとうございます。