Date: 11月 10th, 2021
Cate: ディスク/ブック
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Mahler: Lieder eines fahrenden Gesellen(その2)

私にとって、マーラーの「さすらう若人の歌」といえば、
フィッシャー=ディスカウとフルトヴェングラーのアルバムが真っ先に浮ぶわけだが、
新しい録音の「さすらう若人の歌」をひさしく聴いていない。

いまは、誰の録音が評価が高いのか。

Kindle Unlimitedで、レコード芸術のバックナンバーが一年分読める。
いまちょうど名曲名盤500をやっているところだ。
マーラーは2021年5月号で取り上げられていて、Kindle Unlimitedで読める。

「さすらう若人の歌」は、
クリスティアン・ゲルハーヘルとケント・ナガノ/モントリオール交響楽団による
ソニー・クラシカルから出ているアルバムが一位である。

二位には、クーベリックとのフィッシャー=ディスカウの二回目の録音が入っている。
フィッシャー=ディスカウとフルトヴェングラー盤は、
ハンプソンとバーンスタイン盤と同じ三位である。

けっこう変ってきているのだな、と思って、コメントを読むと、
フィッシャー=ディスカウ/フルトヴェングラー盤は不動の一位だったことがわかる。

前回三位だったゲルハーヘル/ナガノ盤が、今回初の一位とのことだ。
そうなると「さすらう若人の歌」に関しては、
フィッシャー=ディスカウ/フルトヴェングラー盤を聴かずして、
何を聴くのか──、そう思っている私でも、
ゲルハーヘル/ナガノ盤を聴きたくなる。

TIDALにある。
ソニー・クラシカルだから、このアルバムもMQA Studio(44.1kHz)で聴ける。

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