Date: 6月 3rd, 2021
Cate: 型番
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オーレックスの型番

1970年代、80年代、オーレックスのコントロールのアンプの型番にはSYがついていた。
SY77、SY88、SY-Λ88、SY99といったぐあいにだ。

スピーカーシステムはSSではじまり、
プリメインアンプはSB、パワーアンプはSC、チューナーはST、
エレクトリックデヴァイダーはSD、アナログプレーヤーはSR、カートリッジはC、
カセットデッキはPC、であった。

SS、ST、SD、SRはなんとなくわかる。
SSはStereo Speaker、STはStereo Tunerだろうし、
SDはStereo Divider、SRはStereo Recordなのだろう。
Sはstereoだろうし、soundなのだろうとも思っていた。

わからないのはアンプである。
プリメインアンプのSBのBはBasicなのかと思う。

まったくわからないのはSYとSCである。
なぜコントロールアンプがSYなのか。

Yで始まる単語をあれこれ思い浮べても、ぴったりくるものがない。
SYに、特に意味はないのか。

先日、Yの字をみていてひらめいた。
アルファベットのYとしてみているから気がつかなかったのだが、
Yというアルファベットの形は、そのままコントロールアンプの役割の一つを表わしている。

カートリッジからの信号、チューナー、テープデッキからの信号などを扱う。
入力は複数ある。それらを選択して音量などを操作して出力する。

Yの上半分は入力、下半分は出力を表わしている。
そんなふうにみれば、SYなのに納得がいく。

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