Date: 12月 4th, 2020
Cate: audio wednesday
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audio wednesday (first decade)が終って……

12月2日に行った118回で、audio wednesdayは終了となった。
2011年2月2日に始めて、ほぼ十年。

来てくださる人は少ない会だったし、
最初の五年間は音を鳴らすことはできずに、話すだけの会だった。
2016年1月から、音を鳴らすようになった。

ちょうど五年、五年である。

音を鳴らした後半の五年間は、やりたいことはいくつもあったが、
器材が用意できなければできないこともあって、やり残したことはけっこうある。

それでも常連だったKさんが、何度かアンプ(マークレビンソン、是枝アンプなど)、
スチューダーのCDプレーヤーを、
ハイレスミュージックの鈴木さんは、メリディアンのULTRA DAC、218を貸し出してくださった。

2018年1月14日に、杉並区の中央図書館の視聴覚ホールにて、
オクタヴィア・レコードの江崎友淑氏による講演会「菅野録音の神髄」が行われた。

スピーカーシステムはB&OのBeoLab 90、
SACDプレーヤー、コントロールアンプはアキュフェーズのフラッグシップモデルが用意されていた。

アキュフェーズはわかるとして、スピーカーはB&Oなのか、と思った来場者は少なくなかったはずだ。
説明があった。
いくつかの輸入元に依頼したところ、ことわられた、
もしくは有償だったら貸し出せる、ということだったそうだ。

世知辛い。
説明をきいてそうおもっていた。
私だけでなく、ほかの人たちもそう感じていたことだろう。
ここでは、どこなのかまでは書かないが、どこなのかは担当者が話されていた。

菅野先生関係のイベントでもそうである。
まして来てくれる人が少ないaudio wednesdayに協力してくれるところは、まずない。
そう考えていたから、どこかに頼むこともしなかった。

古くからの友人のKさんがいる。
上のKさんとは別人のKさんだ。
彼はハイレスミュージックの鈴木さんの友人でもある。
共通の友人のKさんのおかげで、ULTRA DACを聴くことができた。

二人のKさん、鈴木さんには感謝している。

audio wednesdayの最初の十年は終った。
けれど、特にさみしいわけではない。

次の十年が、どうなるのかは、いまのところはまったく見えてこない。
それでも、やりたいこと(やり残したこと)があるだけに、
再開できたら──、ということをあれこれ考えてもいる。

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