MQAのこと、TIDALのこと(その2)
TIDALのアカウントは問題なく作れた。
それでもiPhoneにTIDALのアプリをインストールすることは、
日本からだとできないわけではないようだが、手間がかかる。
やろうかな、と思ってみたけれど、
iPhone 12 ProにAmarra Playというアプリをインストールしていたことを思い出した。
iPhone単体でMQA再生を行えるのは、いまのところ、このアプリぐらいである。
Amarra Playは無料で使えるが、MQA再生には課金(860円)が必要になる。
iPhone単体でのMQA再生、
iPhoneにイヤフォンを挿してMQA再生をしようとは、これまで思っていなかった。
なのでこれまで課金することなく、数回試用(他のアプリとの比較)しただけだった。
TIDALのアカウントを作ってから思い出した。
課金することで、MQA再生が可能になるだけでなく、
TIDAL、Qobuzのサービスも利用できるようになる。
なのでさっそく課金した。
Amarra PlayのMQAは、96kHzまでのコアデコードである。
それでも聴いてみれば、MQAの良さが伝わってくる。
MQA対応のポータブルD/Aコンバーターは、すでにある。
オーディオクエストのDragonflyがある。
興味がないわけではないが、それでもDragonflyを使うには、
Lightning-USBカメラアダプタが必要になる。
Lightning-USBカメラアダプタは持っているけれど、
これとDragonflyをもって外出するかといえば、私はしない。
イヤフォンだけ、つまりiPhone単体でMQA再生できるのであれば、それでいい。
Amarra Playはぴったりのアプリといえる。
しかもTIDALのサービスも使えるようになった。
iPhoneのイヤフォンの組合せで音を追求するのであれば、
オーディオクエストのDragonflyということになるだろうが、
私はいまのところiPhoneとイヤフォンだけの組合せで、いい。
聴いていると、じんわりとすごい時代になった、と実感できる。