Date: 6月 12th, 2020
Cate: 218, MERIDIAN
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218(version 9)+α=WONDER DAC(その8)

これで充分かな、と思ったのはほんとうのところだ。
でも、結局は、DALEの無誘導巻線抵抗でターミネーターを作ったら……、
ということになってしまう。

金属皮膜抵抗にしてもタンタル抵抗にしても、DALEよりは安い。
DALEの無誘導巻線抵抗だと、抵抗十二本で、五千円をこえる。

218をversion 9にするのには、さほど費用はかかっていない。
手間がかかっているだけである。

+αは、そこそこ費用がかかる。
コトヴェールのDMJ100BT、iFi-AudioのiPurifier SPDIF、
ルンダールのLL1658にしても、
それからアンカーのモバイルバッテリー、LL1658に施したCR方法の部品など、
計算してみると、意外に使っているな、と感じていた。

それでも、結果に大満足しているのだから、高いとは感じていない。
音を聴けば、払った金額のことは、もう頭にはない。

こうやって書いているから思い出しているだけで、
ターミネーターにしても市販のアクセサリーは、DALEで作った場合よりもずっと高価だ。

DALEの無誘導巻線抵抗を使うほどでもない──、
そんな結果になれば、218を使っている人にもターミネーターの自作を勧めやすくなる。

DALEの無誘導巻線抵抗でターミネーターを作ったのは、
ブログを書き上げてからだったから、夜おそくになってしまった。

とりあえず218に挿すだけ挿して、音を聴くのは明日になってからでもいいや、と思っていた。
でも、とりあえず一枚、というか、一曲だけ聴いて寝よう、と思ったのがいけなかった。

それまでのターミネーターと比較試聴するまでもなく、音がいい。
一度元に戻して、どれだけの違いがあるのかしっかりと把握しておかなければ、という気持は、
この音の前には、どうでもいいことのように思えてしまう。

一曲が一枚になり、さらに二枚になり三枚まで聴いてしまった。

ここでもDALEの無誘導巻線抵抗なのか、という、
私にとっては当り前すぎる結果に落ち着いてしまった。

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