STUDER A101 + Pass DIY BA-3(その5)
メリディアンの218にバッファーをつけたいだけならば、
BA3だけでいいし、
スチューダーのA101を手に入れたのであれば、
スチューダーのA80のラインアンプの回路をコピーするのもおもしろい、とも思う。
A101とBA3を組み合わせて、一つのアンプにすることは、
私の個人的な興味からでしかない。
それに今回考えているアンプは、
218用のバッファーとしてだけでなく、
ヘッドフォンアンプとしての実験機でもある。
その場合、ボリュウムをどこに設ける。
一般的には入力の位置になる。
ボリュウムがあってラインアンプという構成である。
けれどA101とBA3のあいだにボリュウムをもってきたい。
なのでNFBはA101+BA3といったオーバーオールではかけないことになる。
どこにボリュウムをもってくるかは、
ボリュウムからの信号のリターンの引き回しに多く関係してくる。
富田嘉和氏が、
オーディオクラフトのラインアンプPL1000でやられていることを見習いたい。