メリディアン ULTRA DACと青春の一枚(その1)
昨晩のaudio wednesdayは、たびたび書いているように、
「三度(みたび)ULTRA DAC」だった。
昨年の9月、12月につづき、メリディアンのULTRA DACをじっくりと聴いた。
9月と12月のULTRA DACはブラックモデルだった。
今回はシルバーモデルだから、違う個体である。
直接比較ではないが、聴いた印象では、個体差を特に感じることはなかった。
海外製品で、特に高価なモノとなると、
いまはどうなのかははっきりとは知らないが、
以前はある程度のバラツキは覚悟している必要があった。
惚れ込んだオーディオ機器と出逢ったら、
それが海外製品ならば、それがどんなに傷ついていても、それを買うこと。
井上先生から、何度もいわれた。
新品を待って購入したら、音が違った──、
そういう経験をしないためでもある。
いまのところULTRA DACに、そんなバラツキはない、といえる。
今回で三度目となるULTRA DAC。
試聴環境は基本的に同じである。
アンプもスピーカーも、機種そのものが変化しているわけではないが、
9月と12月でもすでに細部が違っているし、
12月と今回とでも、細部に違いはある。
9月と12月は、ULTRA DACの出力はバランスを使った。
今夏はアンバランスである。
なぜかといえば、ケーブルの関係である。
3月のaudio wednesdayで、電源コードを自作した。
会が始まる前に電源コードを作っていた。
この電源コードも、実は2018年にやり残したことの一つで、
ここで採用した構造の信号ケーブルもそうである。
電源コードは、その後ある人に貸した。