Date: 9月 7th, 2018
Cate: MERIDIAN, ULTRA DAC
Tags:

メリディアン ULTRA DACを聴いた(その3)

何から書き始めるか、といえば、やはりグラシェラ・スサーナのことから始めたい。
全体の構成的には別のことから書き始めた方がいいかな、と思いながらも、
MQAで聴いたグラシェラ・スサーナのこと、メリディアンのULTRA DACで聴いたグラシェラ・スサーナのことだ。

9月5日の音出しは、いつものラインナップからである。
マッキントッシュのMCD350を数枚のディスクをかけて、まずは音の確認。
それからメリディアンの206にする。

MCD350でかけたディスクの一枚だけを206で聴く。
そのディスクのまま、508で聴く。

508にはアンバランス出力とバランス出力があり、
両方の音を聴いて、バランス接続のまま、ULTRA DACを、このラインナップに加える。

508をCDトランスポートとして使う。
508のD/Aコンバーターを、ULTRA DACに変更した、ともいえる。
ULTRA DACもバランス出力をもつので、マッキントッシュMA7900とはバランス接続。

508とULTRA DACは準備の段階から電源をいれてディスク再生にしてのウォームアップをしていた。

カルロス・クライバーの「トリスタンとイゾルデ」を、
MCD350、206、508、508+ULTRA DACで聴いた。
エソテリックから発売になったSACDだから、
MCD350での再生はSACDで、メリディアンではCDレイヤーの再生である。

その次に、常連のKさんのリクエストで松田聖子のCDをかけ、
グラシェラ・スサーナのCDをかけた。
ベスト盤の「仕方ないわ」を聴く。
いつも鳴らしている曲である。

松田聖子(これもいつも聴いている「ボン・ボヤージュ」)を鳴らしたときよりも、
少し鳴り方が変ったように感じた。

時間的には十分なウォームアップのはずだし、実際にディスクを再生していたのだから、
理屈としては、ウォームアップ完了のはずなのだが、
それでも実際にアンプが接続されての状態と無負荷では、違うのだろうか。

それともULTRA DACを加えたことによる変化にスピーカーが対応してきたことによる変化なのか、
そのへんははっきりしないが、
とにかくグラシェラ・スサーナの「仕方ないわ」はよかった。

よかった、だけだと素っ気なさすぎのように受け止められるかもしれないが、
「よかった」という以外、ぴったりの言葉はない。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]