Date: 8月 22nd, 2018
Cate: KEF
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KEFがやって来た(その25)

Model 105の高さは98.5cm、Model 107は116.5cmで、18cmの差がある。
Model 107の高さであれば、HEAD ASSEMBLYを上向きにする必要は、ほとんどないはずだ。
Model 105では椅子の高さ、聴き手の身長によっては上向きにする場合も多かっただろうが。

107はこれまで書いてきたように低音部は、105とは大きく違っている。
そうなると実際のセッティングにおいては、どうなってくるのか。

Model 107があるのだから、音を聴いてみればわかること。
ただ、まだ音を出せる状態にない。

Model 107のウーファーはエンクロージュア内部に二本おさめられている。
KEFはベクストレンを振動板に、それまで使っていた。
Model 107のウーファーもベクストレンと思いがちなのだが、実際には紙であり、
しかもエッジがウレタン製。意外だった。

もうエッジがボロボロになっている。
しかも107のウーファーは、いわゆるエッジがコーン紙の外周だけでなく内周にもある。
107にはアクティヴイコライザーのKUBEが付属している。

このKUBEで低域をコントロールできるわけだが、
その設定によってはかなりの振幅をウーファーに要求するため、エッジが外周と内周にあるのだろう。

ウーファーは左右で四本あるわけだから、これらをエンクロージュア内部から取り外して、
それからエッジの交換である。

交換用エッジは、アメリカのスピーカー関係のサイトをみれば、売っているのがわかる。
ちなみに日本のamazonでも買えるけれど、価格はアメリカの数倍以上だ。
おそらく転売屋なのだろう。

自分でエッジ交換に挑戦してみたい、という気持はあるけれど、
四本もあると、一本目と四本目とでは仕上がりに違いが出そうな気がする。
なので、どこかに依頼することになるだろう。

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