Date: 5月 19th, 2018
Cate: 「ネットワーク」
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ネットワークの試み(その8)

直列型ネットワークにおける、
トゥイーターとウーファーを結ぶ50cmほどのケーブルは、
アナログプレーヤーならば、シェルリード線にあたるような予感がある。

シェルリード線はわずか数cm。
トーンアームのパイプ内配線、出力ケーブルあわせてのトータルの長さからすれば、
ほんの僅かとはいえ、そこでの音の変化は意外にも大きい。
だから1970年代後半からは、各社からさまざまなシェルリード線が登場してきた。

直列型ネットワークでの50cmほどのケーブルが、
シェルリード線と同じくらいの音の変化を聴かせてくれるのであれば、
そうとうに楽しいことができそうである。

(その7)で1:16と書いたが、実際にはネットワークのコイル、
スピーカーユニットのボイスコイルの長さも全体に含まれるわけだから、
1:16どころか、もっと差は大きくなる。

50cmほどだから両チャンネルで1mあればいい。
実際にはスピーカーケーブルはプラスとマイナスとがあるわけだから、
市販のスピーカーケーブルをバラしてしまえば、50cmでも足りるわけだ。

市販のスピーカーケーブルではなく、配線用として売られているモノを買ってきてもいい。
例えば、ここに銀線を使ってみたい、と考えている。
単線もあれば撚り線もある。
かなり細い銀線も使ってみたいし、太めの銀線も試したい。
いくつかのケーブルを合せて使うこともできる。

常識にとらわれることなく、思いつくかぎり試してみたい。

この部分に関しては、正面からは見えないわけだから、
実際の実験は、audio wednesdayに来られた人に内緒でできる。

どういう結果、どういう反応が得られるのか、楽しみである。

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