Noise Control/Noise Designという手法(仮説・その8)
BYBEEを試したことはない。
BYBEEが謳っていることが事実だとして、
量子ノイズを取り除いてくれたとして、それがどういう音になるのかは、だから知らない。
ただBYBEEの中に無誘導巻線抵抗が使われていたという事実だけで、
メーカーも抵抗値も違う無誘導巻線抵抗を、電源ラインに挿入して実験しただけである。
結果は、1月に3Wのモノを作ったあとに、
アンプにも使えるように5Wのモノを作ったことで、察しがつくと思う。
さまざまな条件で試してみた上で、こまかいことについて書くつもりでいるが、
電源ラインとはいえ、直列に挿入される抵抗は、いわは余分な素子である。
通常ならば、デメリットしか考えられないが、
実際の音は、デメリットはあるが、メリットもある。
ほんとうに量子ノイズが取り除かれるのだろうか。
そうだとしたら、量子ノイズとは、いったいどういう性質のノイズなのだろうか。
わからないことだらけである。
それでも音は変る。
確かになんらかの効果がある変化も聴ける。
今度はラインラインに挿入してみようか、と考えている。
電源ラインへの挿入と同じ変化が得られるのか、
それとも変化の仕方に違いが見られるのか。
抵抗の値は、一桁大きい値にしてみたほうがいいのか、
同じように0.22とか0.1Ωがいいのか。
audio wednesdayで実験してみる予定である。