オーディオにおけるジャーナリズム(技術用語の乱れ・その3)
(その2)で反知性と書いた。
書きながら、KK適塾での川崎先生が話されたことを思い出していた。
反・半・範(はん)について語られた。
ならば反知性、半知性、範知性となる。
本来、オーディオ雑誌の編集長は範知性であるべき。
なのに半知性であったりすれば、
その雑誌は範知性であることは絶対にない。
せいぜいが半知性、うっかりすれば反知性へと転ぶ。
反・半・範の他にも、「はん」の漢字はいくつもある。
販、汎、判、煩、犯などがある。
他にもまだまだある。
それらの漢字を知性の前につけていく。
販知性、汎知性……。
販知性。なるほど雑誌は知性で商売をすることといえよう。
「はん」の漢字を知性につけていくことで、気づくことがあった。