Date: 12月 8th, 2016
Cate: Noise Control/Noise Design
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Noise Control/Noise Designという手法(audio sharing例会でのこと)

S/N比には、物理的なものと聴感上のものとがあり、
どちらもいいほうが、音にとってはありがたいことである。

けれどノイズも音のうちであり、
ノイズを完全に消し去ったから音がよくなるとは限らないのが、オーディオの現状である。
それにノイズを完全に取り除くことも、いまの技術では不可能である。

将来はどうなるのかわからないけれど、
もしノイズが完全になくなったとしたら、それは人にとってほんとうにここちよい音になるのだろうか。

昨晩のaudio sharing例会で、あることを試した。
使っていないケーブルがあれば、誰でも簡単に試せることである。

そんなことで音が変るなんて……、という人もいるだろうが、
昨晩、参加された人の耳にははっきりとした違いとなって聴こえていた。
そのくらいに音が変化する。

この変化はノイズに関係するもので、
同じことを試したからといって、諸条件の違いによっては結果が逆転することもある。
昨晩はうまくいった例といえる。

具体的にどんなことをやったのか、詳細は控えるが、
ノイズコントロールの手法のひとつである。

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