Date: 11月 12th, 2016
Cate: ステレオサウンド
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ステレオサウンドについて(その97)

41号から読みはじめて57号。
四年ステレオサウンドを読んできて、気づいたことがあった。

特集に山中先生はあまり登場されないことだった。
《STATE OF THE ART》賞、ベストバイなどは書かれている。
けれど総テストとなると、なぜか登場されない。

プリメインアンプの時も、スピーカーの時も、モニタースピーカーの時も……。
最初のころは気づかなかったが、あれっ、と思うようになっていた。

理由はステレオサウンドで働くようになってわかった。
山中先生は、そのころ、他の筆者の方から、セメントと呼ばれていた。

?だった。なぜにセメント?
最初は聞き間違いとも思ったが、やはりセメントである。
セメントは、あのセメントのことである。
自分なり理由を考えてみたけど、まったくわからなくて訊いたことがある。

山中先生は1982年春ごろには辞められていたけれど、
それまで(57号のころも)日立セメントの社員だったから、ということだった。

会社勤めをしながら、オーディオ評論家もされていたわけだ。

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